日蓮聖人が身延山に隠棲されていた60歳の時に鎌倉の桟敷女房という女性に宛てたお手紙です。桟敷女房は妙法寺を開かれた日昭聖人の母とも伝えられています。健康状態が思わしくない日蓮聖人を案じ、白い反物を贈った桟敷女房へ感謝の気持ちを綴っています。文中に施しについての経説があげられておりますが、体調が悪く説明はできないと記されており、一言でもお礼を伝えようとする慈悲深い日蓮聖人のお人柄を伺うことができます。
信仰の対象として永い年月をかけて先人より大切に受け継がれてきた貴重な信仰遺産。この歴史を共に次の世代へつなげる役割を担ってくれる仲間を募集します。日蓮聖人の歴史の担い手として、また妙法寺のサポーター(支援者)として、皆さまのご参加を心よりお待ちしております。修復が完了した際には、ご寄付いただいた方々をお招きした披露会も企画しております。
妙法寺の西側にある名瀬小学校につながる急斜面は、現在横浜市より「土砂災害特別警戒区域」に指定されています。この道路は毎日数百人もの小学生が通ります。近年の地震や豪雨などで崩壊や土砂崩れを起こす可能性もあることから、安全対策のための擁壁工事が急務となっております。今回の寄付で余剰金がでた場合、通学路の安全を守るための擁壁工事の費用として活用させて頂きます。何卒、ご理解いただけますようお願い申し上げます。