それは「お布施=高い」という一般的イメージが根強いことです
仏教で考えるお布施とは
「お布施の金額の大きさ=お経の功徳の大きさ」
ではありません。
〝安く済んで良かった〟
〝納め過ぎて続かなそうだ〟
というお気持ちではお布施にはならないのです。
「気持ちよく供養できた」
という心持ちが大事であると考えます。
日蓮聖人は「火の信仰より、水の信仰」と述べられ、
炎のように一時だけ燃え上がるのではなく、
川の流れのように末永く勤めることが
肝要であると教えられております。
皆様に無理のない範囲のお気持ちを包んで頂きたく
「お布施はお気持ちで・・・」
と答えるのです。
父の三回忌法要の時には5万円のお布施を納めました。住職より「七五三という7万円・5万円・3万円という割り切れない数で納める人が多いですね。」というアドバイスを頂いたので、5万円を納めさせて頂きました。
両親の年回忌法要を父母揃って一緒にお願いしました。兄弟3人から2万円づつ集め、6万円のお布施を納めさせて頂きました。
父の七回忌の法要の時には10万円のお布施を納めさせて頂きました。亡き父が残した遺産は、父のために使おうと決めており、供養のために10万円納めさせて頂きました。
ご住職には、本堂での読経後、市営霊園まで一緒に納骨の同行して頂きましたので、お布施とは別に2万円(納骨のお布施+お車代)を納めさせて頂きました。
毎年、亡き母の祥月命日には法要をお願いしております。ご住職から「経済的に負担にならぬよう、末永く納められる金額をお布施してくださいね」とアドバイスを頂いたので、3万円のお布施を毎年納めさせております。
妻が流産した時に水子供養をお願いしました。水子供養は若い世代が多いとの事から1万円でご供養してもらいました。その後一周忌の時には3万円納めさせて頂き、その後は命日月に浄心道場に伺わせて頂きご供養して貰っています。